末永の森コンサートvol.35 まもなく・・・

秋も一段と深まってまいりましたね。

時折吹く風が紅葉した葉をハラハラと散らし、その様子のあまりの
美しさにしばし足を止めて、うっとりと眺めてしまうほどです。

先日、城内の傍を通った折、銀杏の落ち葉が黄色い絨毯となって、
それはみごとでしたよ。
今年は、急な寒さが幸い?して、どこも紅葉がみごとですね。

さて、一段と深まった秋には、どんな音楽が合うのでしょうか?

今週の金曜日、30日午後7時から第35回の「末永の森コンサー
ト」を開催致します。

どうぞ、末永ホールで楽しい音楽と共に深まり行く秋をお楽しみく
ださいますようお待ち申し上げております。

野菊

nogiku

生い茂った様々な植物の陰で、薄紫色の小さな花がそこかしこと咲
いています。

薄紫色の花でミヤコワスレと似ていたので、最初はそのように思い
込んでいたのですが、Sさんの「野菊みたいね」とのつぶやきで、
調べてみたらまさしくそのとおりでした。ミヤコワスレとは花の咲
く時期が違っていました。(Sさん、ありがとう)

ちなみに、都忘れは佐渡に流された順徳天皇が都を偲んで付けられ
た花の名だそうです。

野菊は総称で沢山の種類があります。いわゆる菊とは別物で、主に
野菊と呼ばれているのはヨメナが多いようです。

ヨメナは、若葉が食用になるそうで、そのために摘んでいる様子が
「嫁菜摘む」と春の季語としてうたわれるのでしょう。
花は秋に咲くので秋の季語として登場します。

小説「野菊の墓」に象徴的に登場するので、思い浮かべる方が多い
かもしれません。
ひっそりと咲いていますが、芯の強さを感じさせる花です。

花言葉は「隠れた美しさ」

紅葉

maple

降ったり晴れたりと変わりやすい天候が続き、一雨ごとに寒さが増
していますが、秋の色も一段と深まってきました。

急な寒さのせいか、先日のモミジが目を見張る程みごとに紅葉して
います。

なんと素晴らしい自然の力でしょうか。

かくれんぼ

maple

つい先日まで、気持ちの良い風と感じていたものが、今日は思わず
肩をすぼめてしまうほどの気候になっています。

風に揺れるモミジは、まだ青々としているものの奥の方にチラッと
紅葉した葉が見えていました。

緑の葉陰でかくれんぼしているみたいです。

しばらく見ているうちに、小さなお手々で、イナイイナイバーをし
ている子どものようだなぁ~なんて思ってしまいましたよ。

11月に入り、いよいよ本格的な秋が駆け足でやって来たようです。